手首の上が腫れる腱交叉症候群(インターセクション・シンドローム)

手首の少し上に、ぷくっとした腫れと痛みが急に出たと、Sさんが来院sれました。

病院で検査したところ、骨には異常なし。手首の腱鞘炎の一種で、腱交叉症候群(インターセクション・シンドローム)と診断されました。

 

・腱交叉症候群(インターセクション・シンドローム)とは?!

親指を動かす筋肉の腱と手首を反らす筋肉の腱が、手首(甲側)の少し上の辺りで交叉します。 手首と親指をたくさん使うと、そこで腱が擦れて炎症してしまうことで起こる痛みです。

 

・どんな時、どんな人がかかりやすいの?

大工仕事や、手作業の多いデスクワーク、テニスなど手首に負担のかかるスポーツをされている方で、手を酷使すると発症することがあります。

重い物を急に持ち上げて、手首をひねった時などにも起こることがある。

今回のSさんは、仕事でパソコン作業と、休日のルアーフィッシング(バス釣り)を丸一日して、右手を酷使したため発症されていました。

 

・対処法は?

痛む動作は避け、なるべく安静に過ごすのが一番。 市販のサポーターでは、親指の動きが制限されるタイプのがオススメ。

手首 サポーター

症状が出てすぐの時に熱感が強ければ、ビニール袋に氷と水を入れて、アイシングを10~15分。患部の温度が回りよりひんやりすれば良い。 冷やし過ぎないこと。

ひどい痛みでなかったり、痛みが落ち着いてきているなら、冷やさず血行をよくする方が良い。

※強いマッサージや、痛みの伴うストレッチはやめましょう!

 

当院では、炎症している筋肉や腱の負担がかからない様に、手の関節を整えたり、首や肩を緩めて腕の血行を増えるように施術していきます。

また、手の使い方の指導を合わせて行います。

お気軽にご相談ください。

 

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